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20周年を迎えて

 2023年10月で、オリーブ国際特許事務所は20周年を迎えました。

 20周年を迎えることができたのは、お客様とスタッフに恵まれたからと改めて強く感じています。
 企業の生存確率は20年で0.3%と言われています。20年もよくやってくることができたと思っています。

 20年前は、やり甲斐のある仕事と十分な待遇の下で満足して弁理士として特許事務所に勤務していました。しかし、なぜ弁理士になったのか、世の中を良くしたい、生まれてきた価値を問いたい、といった思いが強まり独立を決めました。今で言うと「コンフォートゾーンを出る」というのでしょうか。

 最初は不安でしたが、信頼のおける仲間が集まり、またお客様にも恵まれて成長することができました。
 20年前の開業当時は、電子出願が既に導入され、パソコンで明細書を書いていたとはいえ、紙で出力して明細書をチェックし、また紙で出力した拒絶理由や引用文献を読むといった時代でした。
 近年はコロナ禍の影響もあり、ペーパーレス化が急速に進み、紙を使った作業が減少しています。これには隔世の感があります。

 最近は生成AIの業務利用も導入されてきており、今後の業務における変化は予測が難しいものとなっています。しかし、新規な発明を保護するという特許事務所の使命を考えると、時代をキャッチアップするとともに先導していかなければいけない立場だと考えています。
 このように変化が速く激しい時代ではありますが、これから更に先を見据えて発展していきたいと考えています。

 ここまでオリーブ国際特許事務所がやってくることができたのは、関係する皆様のおかげだと切に感じております。この感謝の気持ちを忘れずに、これから10年20年とさらなる発展を目指してまいります。今後とも宜しくお願い致します。

オリーブ国際特許事務所

所長 弁理士 藤田考晴